頭痛にアロマオイルマッサージ
こめかみが痛い
頭がズキズキする
頭が重く鈍い痛みがする
「頭が痛い」 → 「鎮痛薬を飲む」
これで解決したと思ってる方、多いんじゃないでしょうか。
まはた、薬を飲むしか手立てがないと思っていませんか?
一時しのぎで鎮痛薬を飲むのは仕方ないです。痛みを我慢するのはつらいですからね。
でもそれは「一時しのぎ」であって、なんの解決にもなっていません。
頭痛とアロマセラピーは相性抜群です。
長年の頭痛には、根本的な変化を促す「5週連続コース」をお薦めしますが、一度だけの施術で、毎日飲んでいた鎮痛薬が必要なくなった方もいらっしゃいます。
東洋医学の陰陽五行の視点で視ると、「木」「土」「金」からの頭痛があります。
サイン | タイプ | 精油 | |
---|---|---|---|
木 (肝) ① |
こめかみに痛み 締め付けられるような痛み 眩しがる 消化不良 |
神経過敏 | ローマンカモミール(鎮痛) クラリセージ(氣の流れを良くする) |
木 (肝) ② |
焼けるまたは割れるような痛み 耳鳴り 鼻血 顔が赤い 口内に苦味を感じる |
短氣でイライラしがち 陰陽の陽が過剰 |
ローマンカモミール(鎮痛) ヘリクリサム(氣血の滞りを動かす) |
木 (肝) ③ |
こめかみまたは目の奥にズキズキする痛み 目眩がする 寝汗をかく |
夜になると火照る 陰陽の陰が足りない |
ローマンカモミール(鎮痛) ローズ(熱を冷まし陰を補う) |
土 (脾) |
頭が重く鈍痛がする 真綿で締め付けられるような痛み 食欲がない 胸やお腹が苦しい(膨満感) |
頭が重く食欲がない | カルダモン(口が渇かず水を飲みたがらない場合) ペパーミント(口が渇いて水をよく飲む場合) |
金 (肺) ① |
後頭部に痛み 首が凝る 筋肉痛 悪寒・微熱 |
風と寒さを嫌う | フランキンセンス (神経系を鎮める) |
金 (肺) ② |
強く打つような痛み 副鼻腔炎 熱が出る 喉が痛い |
風と寒さを嫌う | サンダルウッド (熱や炎症を冷ます) |
・「木」の臓腑は「肝(胆)」(括弧内は腑)。①②③はそれぞれ違いますが、「(孫悟空の環で)締め付けられるような」「割れるような」「ズキズキする」と、どれも激しい痛みです。代表的な精油は鎮痛に優れるローマンカモミール。
・「土」の臓腑は「脾(胃)」。「湿邪」と言われる体に溜まった余計な水分が引き起こす頭痛。寒証(口が渇かず水を飲みたがらない)にはラベンダー、熱証(口が渇き水をよく飲む)にはサンダルウッドの精油も有用です。
・「金」の臓腑は「肺(大腸)」。①②とも「風邪(ふうじゃ)」による頭痛で、風が強く吹く春先に一番多く起こります。
鎮痛薬を飲んで痛みを感じなくなれば氣にならないから、そのままやり過ごしている方も多いと思います。でも頻繁に頭が痛くなるなんて、それは普通ではありませんよ。
「頭痛にラベンダー」と言われるとおり、ラベンダーの精油は上の 6つの頭痛全てに有用です。
もしラベンダーの精油をお持ちでしたら、頭が痛くなった時に精油を直接指に取り、痛い所を指でマッサージしてみてください。もしかしたら頭痛が少し軽くなるかも。
根本的な変化を促したい方は、全身のアロマオイルマッサージを受けてみませんか?