豆乳ヨーグルト
うちで作ってる発酵食品を紹介していきたいと思います。
まずは豆乳ヨーグルト。
牛乳ヨーグルトよりクセがないので食べやすいし美味しいです。臭くない。
環境にもよると思いますが、夏だったら半日、冬は一日常温に放置するだけで出来上がるので、作るのも管理もとても楽です。ヨーグルトメーカー要らず。
最初は豆乳に玄米を浸して種菌を作ります。
玄米には植物性乳酸菌や酵母など、様々な菌が付着していて発酵の力となりますが、果物や野菜、蜂蜜などでもできるそうです。
私は無農薬の玄米があったのでそれで作りました。
十年近く前になりますが、当時は「豆乳ヨーグルト同好会」なる Facebook のグループに入って、豆乳ヨーグルトを使ったレシピを投稿したり、いろんな情報交換をしていました。
その中で水切りヨーグルトを作って料理に使ったり、水切りして出たホエイ(乳清)は肌に良いことを知りました。
ホエイはお風呂に入れてましたが、ある時フェイシャルトリートメントのクレイパックに使う水の代わりに、ホエイを使ったら良いんじゃないかと思い付きました。
この閃きは嬉しかったですね。
私がやってるオイルマッサージや、精油を使ったあれこれはアロマセラピーです。
アロマセラピーは植物療法なので、動物性の物は使いません。
牛乳ヨーグルトのホエイにも美肌効果はありますが、豆乳ヨーグルトのホエイだからフェイシャルに使えたんです。
どうでもいいことだと思いますが、私にとっては、いいもの見つけた!という閃きだったんです。
美味しいのと肌に良いだけじゃなく、体に良いのはもちろんです。
乳酸菌が豊富で腸の免疫システムを刺激し、免疫機能が活性化され感染症を予防します。癌細胞を攻撃するナチュラルキラー細胞や、アレルギーを抑える細胞も活性化されます。
だから今のこのコロナ騒動にもぴったりだし、花粉症の方にもオススメです。
前述の「豆乳ヨーグルト同好会」では、実際に花粉症の症状が出なくなったという方をたくさんお見受けしました。
私にとって花粉症て絶対なりたくないもので、冬からだんだん暖かくなり花も咲いて外に出かけたくなる時期に、外に出るのが苦痛になるってなんてつらいんだろうと常々思ってました。
そんな時に姉が花粉症を発症したんですね。
私の家族は両親も姉妹も一人も花粉症はいなかったので、初の花粉症。
もし私だったら絶対に治したいし、食べるだけで良くなる豆乳ヨーグルト(しかも安い簡単美味しい!)なら絶対飛び付くだろうと、自信満々で姉に勧めたわけです。
その時返ってきた言葉がこちら。
「でも毎日食べなきゃいけないんでしょう?」
面倒臭そうな顔をして彼女はそう言いました。
予想外の反応だったので、出鼻をくじかれながらも私は聞きました。
「花粉症治したくないの?」
そしてその答え。
「え?だって薬飲んでるよ」
もうね、驚きのあまり私は言葉が出てきませんでした。と同時に、今までモヤモヤしてたものが腑に落ちました。だから花粉症って良くならないんだと。
毎日食べるのが面倒臭いとか作るのが面倒臭いとか、私からしたら医者に行ったり薬買いに行ったり毎日飲んだりする方がよっぽど面倒だと思うけど、世の中のみんなってこんな感じなんだなと。
薬飲んだって症状を抑えるだけで花粉症が治るわけじゃないって、そんなこと分かってるはずだけどそこまで考えない。
医者に行ったら薬出されたから飲んでる。以上、終了。それ以上は考えないし疑問にも思わない。
花粉症に限らずほとんどの病氣や症状がみんなこんな感じなんでしょうね。
私がいくら「アロマオイルマッサージをすれば、頭痛や不眠や婦人科系その他に根本的な変化があります!」と言っても人が来ないわけだ。鎮痛薬や眠剤飲んでやり過ごせればいい人がほとんどなんだろうな。
豆乳ヨーグルトをオススメするはずが愚痴になっちゃいましたが、薬を買いに行くのと豆乳を混ぜて放置するののどちらが面倒かなんて人それぞれだし、薬を選ぶなら私には何もできないけど、これを読んではっとしたり、少しでも何か考えるきっかけになる人がいたら嬉しいなと思います。
豆乳ヨーグルトに興味を持った方がいたら、ぜひ始めてみてください。うちのタネで良かったらいつでもお分けしますよ。
私は人参りんごレモンジュースに豆乳ヨーグルトを加えて、毎日美味しく頂いてます。
最近はこれにプロテインも加わって最強の飲み物となってますが、その話はまたいつか。